2020年11月3日 プレスリリース

セイコーウオッチ株式会社の平賀 聡が、黄綬褒章を受章

 セイコーウオッチ株式会社(代表取締役会長 兼 CEO:服部 真二、本社:東京都中央区)の社員で、「グランドセイコースタジオ 雫石」に所属する平賀 聡(ひらが さとし)が、令和2年秋の褒章において黄綬褒章を受章いたしました。
 平賀 聡は入社以来、腕時計の組立工としての勤務に励み、1995年に時計技能競技全国大会で優勝しました。その後も、機械式時計の組立、調整、修理の技能を研鑽し、2015年には、平成27年度の「卓越した技能者(現代の名工)」に選定されました。近年では、2020年に発売したグランドセイコーの新キャリバー9SA5をはじめとする様々な新キャリバーの開発段階から参画し、組立や評価を担当しています。また、時計技能競技全国大会の優秀賞受賞者などの若手育成にも力をいれる一方で、国内外で年間20回以上のイベントでムーブメントの組立実演を行い、グランドセイコーの高級機械式時計の普及と評価向上に貢献しております。
 これら優れた功績と永年にわたる業務精励が認められ、この度の黄綬褒章受章となりました。

受章の言葉
「この度は、まことに身にあまる栄誉を賜り光栄に存じます。これもひとえに、お世話になった皆様方のお力添えと、指導と支援をいただいた先輩や同僚のおかげです。心より感謝申し上げます。
この栄誉に恥じることのないよう、皆様のご期待に少しでも応えることができるよう、精進する所存でございます。」

平賀 聡 略歴

1989年(平成元年)
セイコー電子工業株式会社(後のセイコーインスツル株式会社)に入社。

1995年(平成7年)
第8回時計技能競技全国大会第1部門で優勝。「労働大臣賞」を受賞。

2003年(平成15年)
1級時計修理技能士に合格。

2009年(平成21年)
盛岡セイコー工業株式会社(雫石高級時計工房)に出向。

2015年(平成27年)
セイコーインスツル株式会社に帰任。厚生労働省より「卓越した技能者(現代の名工)」に選定。

2019年(平成31年)
セイコーウオッチ株式会社に出向。

現在、雫石高級時計工房 グランドセイコースタジオ 雫石(東京)に所属。

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