GS Grand Seiko

 可能性をひらいた、優美な手巻。

2019年7月、スプリングドライブ20周年を記念した、手巻のグランドセイコーが発売された。そのうち2モデルをご紹介するが、ケースのデザインは共通。手巻、薄型という新しい領域へ挑むことで、グランドセイコーのスプリングドライブモデルの造形に「優美」という新しい可能性がひらかれている。

(左) Grand Seiko SBGZ003

12時位置にあるグランドセイコーのロゴが彫り込まれているのは、これによって針の位置をわずかでも低くするため。ケース厚10ミリを切る薄さを実現した。ケースはプラチナ950、時分針とインデックスは14Kホワイトゴールド。デュアル・スプリング・バレル+トルクリターンシステムのキャリバー9R02搭載。手巻、プラチナ950ケース、ケース径38.5㎜、厚さ9.8㎜。

(右) Grand Seiko SBGY002

風紋の刻まれた雪をイメージした、独特なダイヤル。信州の山々に積もった雪をイメージさせるこの文字板は「雪白(ゆきしろ)」と名付けられ、海外では「Snowflake」の名で呼ばれている。デュアル・スプリング・バレルで約72時間駆動を実現したキャリバー9R31搭載。精度は月差±15秒。手巻、18Kイエローゴールドケース、ケース径38.5㎜、厚さ10.2㎜。

上(左)の商品は、グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンでのお取り扱いになります。
上(右)の商品は、グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロン、グランドセイコーマスターショップでのお取り扱いになります。