グランドセイコー、 美し「時を伝える腕時計

Vol.1 日本ならではの美意識が、 ミラノを沸かせた。

THE NATURE OF TIME

美しく流れる時を映し出す、
独創の機構。

セイコー独自の機構と優れた精度を有し、しかも美しく仕上げられたスプリングドライブ・ムーブメント「Cal.9R65」。

独自に開発された
新世代のムーブメント

今回の出展作品に使われたのが、セイコー独自のムーブメントであるスプリングドライブです。「機械式時計をクオーツによって制御する」というスプリングドライブの発想は、1977年に生まれました。この技術が実用化されたのが99年。まずは手巻式として製品化し、2004年に自動巻式へと進化し、グランドセイコーに搭載されます。

この機構の仕組みは、回転錘や人の手で巻き上げるぜんまいの力で歯車を回転させるところまでは機械式時計と同じ。しかしぜんまいの力の一部を利用して発電し、その電気を使ってクオーツ回路を動かすのが特徴です。水晶振動子によって導き出された正確無比なリズムで歯車の回転速度をコントロールし、高精度を実現するだけでなく、秒針はチクタク音をさせずにスーッと滑らかに動く。そのため美しく流れる時を表現できるのです。

スプリングドライブを搭載したグランドセイコーを代表するモデル、ヘリテージコレクション「SBGA211」¥669,600(税込)。繊細な表情を見せる“雪白ダイヤル”を採用している。

革新的であり、情緒的な時計。

グランドセイコーは歪みのない平滑な磨きや稜線の際立つケースサイドなど、ケースの美しさで目を惹きつけます。また近年は、ダイヤルにも美的表現を取り入れています。ダイヤモンドカットを施したバーインデックスや太い時分針などの“実用的な美しさ”が特徴ですが、この「SBGA211」はダイヤル装飾にも注目してください。

信州の山々に降り積もった雪がつくり出す自然の凹凸を表現しており、じっくりと眺めていたくなる情緒的な魅力に満ちています。本来時計を見るという行為は時間を知るためのものですが、この時計の場合は「時計を見る」という行為自体が目的となります。そこには、とても贅沢な時間が流れているのです。