2025年7月9日 プレスリリース

<グランドセイコー>エボリューション9 コレクション SLGW003が
「レッドドット・デザイン賞」の最高賞「Best of the Best」を受賞
~手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours モデル~

 セイコーウオッチ株式会社(代表取締役社長:内藤 昭男、本社:東京都中央区)の<グランドセイコー>エボリューション9 コレクション SLGW003 (希望小売価格1,529,000円(税込))が、2025年「レッドドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門において、最高賞「Best of the Best」を受賞しました。


≪レッドドット・デザイン賞とは≫
1955年から開催されている世界的に権威あるデザイン賞です。主催はドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」で、3つの分野から成り立っています。その中のプロダクトデザイン部門には、51のカテゴリーがあり、デザインの革新性、人間工学、機能性、耐久性、エコロジーなど9つの基準から審査され、その年の最も優れた製品を選出します。2025年度は、世界60か国以上から7,900点以上の製品の応募がありました。その中から選ばれた作品は「レッドドット・デザイン賞」、さらに最高賞には「Best of the Best」が贈られます。


≪審査委員による評価コメント≫
<グランドセイコー>エボリューション9 コレクション SLGW003
「構成部品のプロポーションから、仕上げやポリッシュなどの細部に至るまで、すべてが信じられないほどバランスよく調和した稀有な時計で、グランドセイコーが数十年にわたり培ってきたデザイン文法が、この時計において最高の形で表現されています。」

 受賞作のダイヤルは、グランドセイコーの機械式モデルの製造地である「グランドセイコースタジオ 雫石」と同じ岩手県にある平庭高原に自生する白樺の木からインスピレーションを得ています。凹凸が不規則に連なる樹皮の美しさを、精緻な型打模様で表現しました。エボリューション9 コレクションに属する本作のデザインは、1967年に発表された「44GS」により確立したグランドセイコースタイルを継承し進化させた「エボリューション9 スタイル」に導かれています。ザラツ研磨による歪みのない鏡面仕上げと繊細なヘアライン仕上げが交互に施され、エボリューション9 スタイルの特徴である調和のとれた輝きを放ちます。

≪担当デザイナーのコメント≫
エボリューション9 コレクションは堂々としたプロポーションが大きな魅力です。今回のモデルでは、ドレスウオッチならではの繊細さと、このコレクションの力強さをどう両立させるかが、デザイン上の大きなチャレンジでした。特にケース側面の面構成には細心の注意を払い、腕に自然に沿う緩やかなカーブと低重心の設計により、見た目の美しさだけでなく、抜群の着け心地を実現しています。


 Watches and Wonders Geneva 2024で発表されたSLGW003は、同年のジュネーブ時計グランプリ「メンズウオッチ」部門にもノミネートされました。新開発の手巻ムーブメント「9SA4」は、毎秒10振動と最大80時間のパワーリザーブを実現。巻き上げ時の触覚・聴覚・視覚すべてに細心の注意を払い、手巻ならではの豊かな体験を目指しました。


※受賞モデルについての詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/slgw003

一般のお客様からのお問い合わせ先
セイコーウオッチ(株)お客様相談室(グランドセイコー)
0120-302-617(通話料無料)

<グランドセイコー>の公式Webサイトアドレス
https://www.grand-seiko.com

※本リリースの内容は発表日時点の情報です。
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