盛岡セイコー工業株式会社の山﨑 英人が、黄綬褒章を受章

　セイコーウオッチ株式会社（代表取締役社長：内藤 昭男、本社：東京都中央区）のグループ会社の盛岡セイコー工業株式会社（代表取締役社長：加藤 幸則、本社：岩手県岩手郡雫石町）の社員である山﨑 英人（やまざき ひでと）が、令和5年秋の褒章において黄綬褒章を受章いたしました。

　盛岡セイコー工業は、セイコーウオッチが誇る高級時計<グランドセイコー>などの製造を行っています。高級機械式腕時計に使用される精密な部品一つひとつを製造するためには、微細部品用の超精密プレス金型が必要とされますが、山﨑 英人は、金型の製作においてミクロンレベルの調整技術を持ち、機械加工では成しえない部品精度の高さと美しさを実現する業界トップクラスの技能者です。このような技能が評価され、2021年には「卓越した技能者（現代の名工）」として表彰されています。

　また、若手技能者の育成や技能指導など、サステナビリティにも貢献しています。永年にわたる業務精励と優れた功績、後進育成が認められ、この度、黄綬褒章を受章いたしました。

受章の言葉

「黄綬褒章を受章したことは、私にとって誇りであり、大変喜ばしいことです。腕時計用金型の製造における情熱と努力の結晶としてこれを受け止めるとともに、腕時計のデザイン、設計、製造、販売などに携わる全ての仲間たち、そしてサポートしてくれた家族に感謝の意を表します。今回の受章を機に、更なる品質向上の追求と革新を目指し、腕時計業界に貢献し続ける所存です。」