Fashion Story with Grand Seiko
Styled by
一ツ山佳子
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軽やかで芯のある
4つのスタイル
NYと東京を拠点に活躍するスタイリスト一ツ山佳子が、グランドセイコーの4つの腕時計をテーマにしたファッションストーリーを描く。海外での生活を経て改めて気づいた日本ならではの引き算の美学や余白、素材そのものの美しさを軸に、4つの女性像に落とし込んだ。
クラフトマンシップと女性らしさの融合をテーマに、日本が世界に誇るデニムを軸としたスタイリング。今回選ばれたのは、女性の体型や感性に寄り添う日本発のデニムブランドのセットアップ。ワークウエアを起源とするデニムと、グランドセイコーのシグネチャーモデルの一つである、雪景色に広がる耽美な風雪紋を表現した「雪白」パターンの繊細で凛とした表情の組み合わせが、奥行きのあるコントラストを醸し出している。デニムと腕時計、日本ならではの職人技術が自然に調和している。
80年代のパワーウーマンをアイディアソースにし、現代的な軽やかさやミニマルさを表現したスタイル。ヴィンテージのブラウンレザーというマスキュリンなアイテムと、カーキのペンシルスカートの合わせは力強いクールな女性像を表現している。腕元で映える腕時計は桐の花をモチーフにし、その淡く柔らかな紫のカラーリングが、知性と穏やかさを加えている。 現代を軽やかに生きる自立した女性の佇まいを感じられる。
装飾を削ぎ落とした先にこそ、本質的な美しさが宿る。そんなミニマリズムの思想に、日本の引き算や素材そのものを活かす侘び寂びの美意識を重ね合わせたスタイル。ロイヤルブルーのハイネックとシックなブラックスカートが描く端正なシルエットに、湖が厳しい冬に全面結氷した時に起きる神秘的な自然現象「御神渡り」の神秘的な氷面を思わせる淡いブルーのダイヤルが静かな美しさを。そしてクロコダイルのレザーストラップがシックさを加え、現代社会のムードにブラッシュアップされている。
90年代のメンズワードローブに宿っていた端正な美意識を、現代的なウィメンズスタイルに再解釈。構築的なデザインが存在感を放つモーヴグレーのテーラリングをベースに、シャツやコート、イヤリングで女性らしさや色のグラデーションをつけることで奥行きが生まれている。腕元で一際深いブルーの色彩を放つモデルは、風に舞い散った桜の花びらが水面を覆い、朧月に照らされる幻想的な情景 「宵花筏」をイメージしたもの。ワーキングスタイルからパーティーまで、凛とした佇まいと抜け感が共存したスタイリングだ。
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スタイリスト
一ツ山 佳子Keiko Hitotsuyama
広告、エディトリアル、ブランドビジュアルを中心に、ファッションを軸とした幅広いクリエイションを手掛ける。近年はコンセプト設計やビジュアルディレクションなど活動領域を広げ、ジュエリーブランド「KNOWHOW Jewelry」も展開。現在はNYと日本を行き来しながら活動の幅を広げている。