ご使用方法（9R31の場合）

この時計は、手巻式スプリングドライブです。
りゅうずを回し、ぜんまいを巻き上げることで時計を駆動させることができます。

巻き上げ状態（残量）をパワーリザーブ表示で確認してください。

パワーリザーブ表示の見かた

ぜんまいを巻く際には、りゅうずを0段位置で右方向（12時方向）にゆっくりと回してください。なお、りゅうずは左方向（6時方向）では空回りするようになっています。りゅうずを7回転させれば、約10時間ぶん駆動させることができます。

止まっている時計を駆動させるときは、充分（フル巻き上げ状態）に巻き上げてください。

1. りゅうずを1段目まで引き出してください。秒針が「12時」の位置にきたときに引き出してください。（秒針が止まります。）



1段目

2. りゅうずを左方向（6時方向）に回し、時刻を進めて現在の時刻に合わせます。

3. 時報と同時にりゅうずを0段目まで押し込むと動き出します。

時刻合わせは、電話の時報サービスTEL.117が便利です。

スプリングドライブ機構の構造上、下記の点に注意しながら操作していただくとより正確に時刻が合わせられます。

1. 時刻を合わせる前に、ぜんまいを充分に巻き上げてください。

（パワーリザーブ表示を見て、フル巻き上げの状態にしましょう。）

2. 止まっている時計を駆動させるときは、ぜんまいを充分に巻き上げてください。その後、時刻を合わせるときは、30秒間ほど秒針が動いてからりゅうずを1段目に引き出してください。

3. りゅうずを1段目まで引き出すと秒針が止まります。秒針を止めている時間は30分以内にしてください。それ以上の時間りゅうずを引き出していたときは、一旦りゅうずを押し込み、30秒間ほど秒針が動いてから時刻合わせを行ってください。