2つのタイムゾーンの時刻を知るGMT

世界では地域によって時差があります。旅行や出張などで世界を旅する人にとって、時計を止めることなく簡単な操作で2つの異なるタイムゾーンの時刻を知ることができるGMT機能は大変便利な機能です。

グランドセイコーは2002年に初めて、GMT機能つきメカニカルムーブメントのキャリバー9S56を開発しました。これはグランドセイコーが初めて、時針、分針、秒針以外の4本目の針であるGMT針を持つものでした。そして時計を止めることなく時針を単独で動かして、異なるタイムゾーンの時刻に合わせることができるものでした。キャリバー9S56はその後持続時間約72時間のキャリバー9S66に進化し、現在では10振動でGMT機能つきのキャリバー9S86もラインアップに加わっています。

さらに、24時表示つきの回転ベゼルがあるモデルでは3つ目のタイムゾーンの時刻も知ることもでき、その利便性はさらに高まります。