NEW PRODUCT クオーツに受け継がれた、最高峰のDNA

NEW RELEASE 2017
Grand Seiko SBGV205

Cal.9F82を搭載し、精度は年差±10秒。12時位置に「GS」「GrandSeiko」を掲げただけの端正なダイヤルデザインは視認性に優れる。ケースの厚みを10.4㎜に抑えているので装着感も良好。ブルーの秒針も差し色として効いている。ケースバックには獅子の紋章が入る。クオーツ、ステンレススチールケース、ケース径40.0㎜、マスターショップ限定モデル。

クオーツの頂点を目指して開発された「9Fムーブメント」を搭載するグランドセイコーは、デザインと性能の両面でクオーツ式の最高峰という評価を得る。再びブランドイメージを確立しながら、ゆっくりと高級腕時計市場に浸透していった。

「9Fムーブメント」は1993年に開発されて以来、グランドセイコーが単独ブランドとして独立した現在まで、クオーツムーブメントの最高峰としてのステイタスを守っている。

新作「SBGV205」は、1967年に確立したデザインコード「セイコースタイル」を受け継いでおり、ザラツ研磨を施した歪みのない綺麗なポリッシュ面が特徴。造作に凝ったケースとは対照的に、ダイヤルは極めてシンプルにまとめている。

グランドセイコーには、最高峰の腕時計を目指し続けるという明確な目的がある。だから機械式からクオーツ式へとムーブメントが変更になっても、骨格はまったく揺るがない。それは高精度、優れた視認性、心地よい操作性という高級腕時計の本質に真剣に向き合っているから。グランドセイコーは、技術と哲学、そして信念によって支えられているのだ。